
今回の講座を通して、
「熱環境をデザインするための道筋をイメージできるようになること」、
そして「熱環境をデザインすることの楽しさや面白さを感じてもらうこと」、
を目標にして、以下のような3部構成のプログラムをデザインしました。
1部基礎編 人が暑さ、寒さを感じる仕組み
2部応用編 家の性能や住まい方と室内環境の関係
(夏班・冬班に分かれて実験)
3部まとめ 全体共有


上の写真は、応用編:家の性能や住まい方と室内環境の関係を調べる実験の様子。
箱型の模型の中の温度変化を読み取り、グラフ化して理由を考察してもらいました。
参加者の皆さんは、昼・夜・昼の変化を記録することで、夏の外付け日よけや夜間換気の効果、蓄熱と保温の違いなどについて、発見したことを自分の言葉で発表してくださいました。
普段は本や数字、耳情報で得ているようなことも、こういった目の前で確かめ、自分の分かったこととして発言することで、生きた知識になり、実践につながりやすいと考えています。
また新しいことを学ぶ場合には、「楽しい」「面白い」という感情とともに情報を取り入れることが大事だと思っています。
終了後に、何人かの方に「楽しく勉強できました!」と、うれしいお声かけをいただき、ミッション果たせたとホッとしまています。
喜多ハウジングさんでは、普段からワークショップ型の勉強会を開催しているそうで、グループの中でディスカッションしながら疑問を解決していき、人に分かるように伝える技術はすばらしかったです。
会社のブログでも一部ご紹介くださいました。
ありがとうございます!