熱を学ぶ教材開発

助成を受けて試作した教材の1つ「さむがりーちゃん」現在は製品化の検討中です。
助成を受けて試作した教材の1つ「さむがりーちゃん」現在は製品化の検討中です。

平成25年度に公益財団法人横浜工業会より学術研究等助成を受け、

「体感型の理科教育・環境教育用教材の開発」 に取り組みました。

 

横浜国立大学 深井一夫准教授(当時)と有限会社風大地プロダクツとの共同開発として助成を受け、元小学校の教諭にも参加していただきながら、1年間かけて取り組みました。

深井先生のアイデアを風大地プロダクツがデザイン化し、元学校の先生にも加わっていただきながら、教材の使い方を検討するという形の協働でした。

 

みっつデザインでは、試作プロセスのコーディネートと書類作成、予算管理などを担当しています。

 

試作したのは、「さむがりーちゃん」と「素材セット」「放射体感パネル」の3つです。

上:「素材セット」色々な素材を同じ厚さ、大きさで集めたもので、熱の伝わりやすさの違いを触って確かめることができます。

右:「放射体感パネル」夏のアスファルトの上は何で暑く感じるの?冬の日向で感じる暖かさは何だろう?放射という熱の伝わり方を体感するための、持ち運び可能な放射パネルです。


 「熱」と言うと、難しい、解らないと思いがちですが、「熱」はとても身近な物理現象です。

そんな「熱」について、生活とつながりながら楽しく学べるものを目指しています。

 

ありがたいことに助成金のおかげで試作することができましたが、

その先の製品化には、製作費というものの壁があります。

少し時間がかかるかもしれませんが、いずれ近いうちに製品化を実現したいと思っています!

 

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