スーパーエコスクールの環境学習を支援

滋賀県守山市立守山中学校は、スーパーエコスクールへ改築された校舎を活用した、エネルギー・環境学習に取り組んでいます。みっつデザイン研究所では、校舎の設計段階(2013年)から、学習の全体計画と校舎を活用した授業プログラムづくり、そして教職員の方への研修会の企画と実施、および授業のサポート等で関わってきました。

昨年度に、守山中学校の先生がまとめた、エネルギー・環境学習の全体像をUPさせていただきました。

 

スーパーエコスクールとは、省エネの徹底によりエネルギー負荷の低減を図るとともに、学校運営上必要なエネルギーを創エネ、蓄エネ等の技術を適用することで賄い、年間のエネルギー消費を実質上ゼロを目指す学校のことです。

滋賀県の守山市立守山中学校は、地域の宿場町の街並みをイメージした大屋根で夏の日射を防ぎ、クールトレンチや琵琶湖からの風を取り入れる工夫が施され、夏に過度に冷房に依存しなような工夫が施されたスーパーエコスクールとして2016年秋に改築されました。

 

過去の報告

 守山市立守山中学校の改築プロジェクト

 

 スーパーエコスクールの使い方を共有する仕組みを考える

 

 守山市立守山中学校 jiaゴールデンキューブ賞特別賞受賞

 

設計段階から教職員のみなさんと試行錯誤を重ね、

2018年には3年間のエネルギー・環境学習のカリキュラムが完成し、現在も継続して実施しています。

守山中学校のエネルギー・環境学習の特徴は、生徒も先生も全員参加!

理科の先生がリーダーとなって、体育や英語、数学等の先生も含めて、担任の先生が環境の授業を行ないます。

全員参加のエネルギー・環境学習によって、学校全体の意識も変わってきているそうです。

エネルギー・環境学習の中で、特に授業作りを支援したのが、風の授業です。

校舎内を流れる風を風船で可視化し、なぜこのような風が流れているのかを考えます。

 

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、学校現場も環境学習どころではないのでは・・・と思っていたのですが、今年も風の授業を行ないました!とご報告いただきました。屋外での活動が制限される中、身近な校舎や住まいを教材とした活動は、実践可能だったとのこと。

あらためて、身近な建物を教材として活用する意義を感じています。

 

環境に配慮するように工夫された建物は、魅力的な学習教材だと思います!